海外超初心者の中年ライダーが、海外エキスパートの後輩とともにバイクツーリング!凸凹コンビの行き当たりばったり旅日記。第一弾・トライアンフでオーストラリア東海岸!の次は、第二弾・ハーレーでアメリカ西海岸!
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Wind of Queensland

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No  60

ラストフライト関空行き

香港空港案内板

香港駅で重い荷物を預けたので、お互いリュックだけの身軽な軽装。
出国審査場を通過し、出発ロビーに着いた我々は、ゲートの指示時間である16:25に搭乗口で待ち合わせることにし、40分ほど別行動を取ることにした。
色々な免税店を見て回っているうちに喉が渇いたので、コンビニでミネラルウォーターを買う。(グリーンのキャップにボトルが流線型でカッコイイじゃないか)平面エスカレーターには乗らずに、出発ゲートまでのY字型になっている長いロビーを歩いて行く。
さすがキャセイだらけの香港空港

ロビー両側の駐機場には、さすがに地元のキャセイ航空機ばかりが停まっている。
近くから日本語での会話が聞こえてくるが、ちょっと日本を離れた間に懐かしい感じがする。
集合時間ちょうどにN君と搭乗ゲートの前で合流。
機内に案内されると満席。我々は機体中央の4列席の中央2席だ。
仕方ない、関西空港までは約3時間、これまでの移動からすれば近いものだ、良しとしよう。
リッターバイクのフル加速並みの素晴らしい加速Gを背中に感じ、定刻に香港国際空港を飛び立った。

隣を見るとN君は、さっそく映画を見始めていて何やら笑っている。
彼なら字幕も吹き替えもなしで見られるのでいいなぁ。
さぁて私も好きな映画を見よっと・・・あれ?どのチャンネルにダイヤルを回しても声が出ないぞ。
あぁあ、またいつもの「ツイテいない病」か。
一応、当然の権利を主張してみるか。さぁ8日間の英会話実習が実を結ぶか、CAを呼び止めてみよう!
「すみません」(・・・アレッ?日本語が出てきちゃったよ〜)
「どうされました?」(アッ日本人だったんだ〜良かった〜)
ビデオの音声が出ないことを伝えると、調べてみますと言って前方へ戻っていった。正直言って、やはり日本人CAだとホッとするなぁ。
十数分後、戻ってきた答えは、故障で直らないそう。着陸時には元の席に戻らないといけないが、後方にある予備の座席に移動すれば映画は楽しめるらしい。
しかし途中から映画を見てもなぁと思い、フテ寝を決め込み眠ることにして毛布をもらう。
モニターの画面表示を見ると追い風が200km/hで、対地速度は1050km/hにもなっている。
まさにジェット気流、スゲェ〜!帰りは早いなぁ、もう台湾の高雄あたりを飛んでいる・・・
と感心しているうちに機内食タイムに。
お腹いっぱいとなり、これで関空まで、ひと眠りさせてもらいま〜す。
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No  59

さよなら香港島・・・

ヘビスープで元気になった我々は、ホテルへ戻ることにしたが、途中、私はN君に案内してもらった店で実家から頼まれていた香水を買う。
事前に空港の免税店でも値段を控えていたが、ここでは更に安かった。

夕方の飛行機の時間には少し早いが、ホテルを出発することにする。
フロントへ預けていた荷物を受け取り、玄関前からタクシーで香港駅へ向かう。

香港のタクシーは飛ばし屋ばかりと思っていたが、このドライバーは安心して乗っていられた。タクシー免許も持っている私としては、乗客に安心感を与えられないドライバーはプロ失格だと思う。

車窓から、流れる香港の街並みを眺めていると、あらためて不思議な街だなと思う。
まる24時間、ただの一泊しかしていないが、N君のおかげで定番スポットからディープな裏街まで効率的に香港市街を回ることが出来た。
当初は、パーティに行くというN君とは離れて、ガイドブック片手に一人で町歩きをしようと思っていたが、たぶんウロウロと彷徨い歩くだけになっていたことだろうと思う。

正直なところ、旅行前にはあまり香港には興味もなく、オーストラリアだけで充分と思っていたが、N君が作った予定にまかせて「初めて海外に行くのなら、ついでにもう一カ国、見ておくのも悪くないか」くらいの単純なノリで、途中下車することにしただけだったのに・・・。

最初はオーストラリア大陸のスケールの大きな自然と、大らかで調和された街並みとのギャップに驚き、これは、えらいところへ来てしまったなぁという感想だったが、ここに生活する様々な国籍の人たちが生活している・・・と言うより、まさに「生きている」と言った方がよいのか?この街に、そうしたエネルギーが充満しているのを肌で感じ、たった一日の滞在だったが、私へのインパクトは大きかった。

シティエアターミナルである香港駅の「キャセイカウンター」で、チェックインをして荷物を預けてしまう。
とりあえず空港でゆっくりすることにして、エアポートエクスプレスに乗り込む。
香港駅地下ホーム

滑るように走り出した列車の窓の外に見えるのは、超高層マンションとコンテナ群だけ・・・原色の世界を想像させるものは何一つない。
世界有数の貿易都市であることを再認識しつつ・・・さよなら香港島!
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No  58

目からウロコの元気スープ

マッサージの後、しばらく歩いているが、明らかに足取りは軽やかだ。
下半身の血行が良くなって、昨日からの長時間フライトの疲れが取れた感じ。
途中の歩道橋から下を見ると、路面電車が何台も並んで渋滞している。
トロリー三重連

「ここですよ」
N君に案内されて、ヘビのスープが美味いというその店に入った。
実はN君には黙っていたが、爬虫類、特にヘビは大の苦手である。
動物園のガラス越しでも近付きたくない相手である。
あのウロコの光沢と、チロチロと小さな舌を出しながらクネ〜と動くのを
想像しただけでもゾ〜ッとしてくる。

ヘビがスープになって出てくることは分かっていたが、
まさかアノ姿のまま出てくるワケじゃないよね〜と哀願するように奥の厨房を覗き込む。

私は、いわゆるゲテモノ系は、自慢じゃないが・・・苦手だ。
スズメやイナゴなど、日本でも生前の姿がそのままになっている料理もあるが、やはり耐え難い。
定番メニューでないと、一体どんなモノが出てくるのか不安になったりするのである。
飲茶ランチからそれほど時間も経ってないし、お腹もそんなに空いていないし、ホントに話のタネだけだから・・・ということで、そのスープをひとつ頼んで待つこと数分。

「はい、お待ちッ」って感じでテーブルに置かれたのが・・・これだ。
蛇スープは意外にウマかった!

たぶん上に載っている棒棒鶏みたいなのが・・・そうなんだろうね。
N君に勧められて、まずはスープから・・・。
一口、レンゲですすってみる。
・・・うん?・・・イケるじゃん。うん、美味い。
生姜の香りが臭みを消しているのか、これはイケる。

棒棒鶏のような肉のほうを試してみると、見た目通りの「ささみ」と同じ食感と味だ。「なかなかウマいでしょ?」N君もお勧め”精力絶倫あっさりヘビスープ”は、二人であっという間に平らげてしまい、想像していたウロコが目から落ちてしまった。

香港へ行った際には、皆さんも是非お試しあれ。
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